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小日向ゆか「レジェンド・ポーズ」 ~グラビア界の伝説~ 斉藤慶子さんポーズ

[ 2023年11月20日 11:00 ]

斉藤慶子さんポーズの小日向ゆか
Photo By スポニチ

 プロ野球にミスターがいるようにグラビアにも伝説のスターがいた。そして王貞治の一本足打法のようにグラビアにも歴史的なポーズがある――。そんな伝説の美女たちが生んだ〝レジェンドポーズ〟をグラビアマニアでもある現役グラドルの小日向ゆか(26)が猛烈なリスペクトとともにオマージュする異色の連載。年内最後の第6回は「斉藤慶子さんポーズ」です。

 ニッポンが元気だった1980年代のグラビアを象徴するのが、ハイレグです。

 斉藤慶子さんのこの写真。82年、日本航空「JAL沖縄キャンペーンガール」に選ばれた時の広告。まだ芸能界入りする前で、国立の熊本大学に通う女子大生。驚くほど大人っぽくてセクシーですよね。斉藤さんはこのキャンペーン広告で脚光を浴び、いわゆるキャンギャルからグラビアデビューして〝女子大生タレント〟になった元祖的存在です。

 このグラビアの凄さは「ハイレグなのに、お胸にクギ付け」になること。本来は脚線美を強調するハイレグなのに真ん中が大胆に開いていて、お股の鋭角なVラインよりも、お胸の形に視線が奪われるんです。

 このハイブリッドなセクシーを見事に実現させているのが、斉藤さんの〝横捻りポーズ〟。横に寝ながら上半身を前方にグイッと捻って、お胸をグッと見せつける。大人の女性の〝野性的な誘惑〟があふれています。

 実際やってみると、左太股のラインを見せるのが結構難しくて。何気なく海辺にたたずんでいるように見えますが、実はボディーラインのセクシーさをとことん追究したポーズなんです。

 グラビア撮影では腰を内側にキュッとひねる定番ワザがあるのですが、これは腰を内側に入れながら逆方向の上側に太股を持ち上げている感じがあって。そこを意識するかどうかでポーズの印象が変わってくる。手の置く場所も、ボディーラインを決して隠さないようにしなきゃいけないんだ!って、撮影しながらポイントを掴んでいった感じです。

 今回もグラビア界の偉大な先人にあらためて教わったのは、細かなこだわりの大切さ。右腕一本で体重を支えながらの撮影は予想以上に難しかったですが、女性が強くたくましく時代を牽引した80年代の空気感が、このポーズで少しは出せたかなって思っています。いかがですか?

 ◇小日向 ゆか(こひなた・ゆか)1997年(平9)8月26日生まれ、群馬県出身の26歳。21年グラビアデビューし、その容姿から「Fカップの有村架純」と話題に。今年のSANYOイメージガール「10代目ミスマリンちゃん」就任。身長1メートル60、バスト87センチ。

 ♡斉藤 慶子(さいとう・けいこ)1961年(昭36)7月14日生まれ、宮崎県出身。82年、JAL沖縄キャンペーンガールに約800人の応募者の中から選ばれる。翌83年から文化放送「ミスDJリクエストパレード」を担当するなど、80年代の女子大生ブームを牽引。グラビアモデルから女優、歌手活動も。TBS「クイズダービー」の7代目2枠レギュラーでもあった。

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