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小日向ゆか「レジェンド・ポーズ」 ~グラビア界の伝説~ 雛形あきこ 「雛ポーズ」

[ 2023年8月28日 11:00 ]

雛ポーズの小日向ゆか
Photo By スポニチ

 プロ野球にミスターがいるように、グラビアにも伝説のスターがいた。そして王貞治氏の一本足打法のようにグラビアにも歴史的なポーズがある――。そんな伝説の美女たちが生んだ〝レジェンド・ポーズ〟をグラビアマニアでもある現役グラドルの小日向ゆか(26)がモーレツなリスペクトとともにオマージュする異色の連載。第2回は雛形あきこ「雛ポーズ」です。

 前回の「M字開脚」が戦略的に生まれたポーズの代表格なら、この「雛ポーズ」は偶然生まれた〝奇跡のポーズ〟。それが当時のグラビア界を席巻し、今ではグラビアタレントの誰もがやる〝鉄板ポーズ〟になっているのが本当に凄いです!

 誕生したのは1994年。雛形さんのあどけない少女の顔と大きなお胸の谷間が同時に目に飛び込んでくる写真は、いま見てもインパクトがあります。雛形さんは当時、高校生。80年代後半からのバブル時代を象徴した杉本彩さん、かとうれいこさんらのハイレグSEXY路線とは一線を画す、「童顔巨乳」路線を切り開いたパイオニア。あどけないのにお胸がある「童顔巨乳」は今のグラビア界の王道で、雛ポーズが与えた影響は歴史的だったと思います。

 誕生のきっかけは、新人の高校生でどう動けばいいのか分からず困っていたら、カメラマンの方から「レンズを見ながら立ったり座ったりして」と言われたこと。指示通りに繰り返したところ、前屈みから膝に手をつき立ち上がろうとした時に偶然生まれたもので、顔もお胸も印象に残るこのポーズはグラビア界に一気に広まり「雛ポーズ」と呼ばれるようになったそうです。

 私がオマージュするにあたって生み出す世界観は、童顔巨乳ならぬ「人妻巨乳」。前屈みが自然にできるキッチンを選び、お胸の谷間の絶妙な〝隙間感〟を生むため、ユルめのエプロンを用意。正直、撮影前は私にはお胸の形が向いていないポーズかなって不安だったのですが、これはこれでアリかなって思える、凄くいい1枚が撮れた気がします。

 どうですか、この絶妙な隙間!(笑い)。お胸の形が想像できるショットが撮れたのではないかと。この隙間を狙い切った感じは、ワールドカップの三笘さんの1ミリじゃないですけど、Fカップ小日向の1ミリって感じです(笑い)。

 「雛ポーズ」が私の新たな武器を見つけてくれて、自信がちょっとつきました。ありがとう!雛ポーズ‼

 ♡小日向 ゆか(こひなた・ゆか)1997年(平9)8月26日生まれ、群馬県出身。21年にグラビアデビューし、その容姿から「Fカップの有村架純」と話題に。今年のSANYOイメージガール「10代目ミスマリンちゃん」就任。身長1メートル60、バスト87センチ。

 ♡雛形 あきこ(ひながた・あきこ)1978年(昭53)1月27日生まれ、東京都出身。中学時代の92年、劇団東俳で女優デビュー。94年に当時のイエローキャブ野田義治社長に口説かれて移籍し、写真集がヒット。顔と胸が近い雛ポーズは写真を小さく切り取っても世界観を失わない利便性も好まれた。95年フジテレビ「めちゃ×2モテたいッ!」レギュラー出演後、バラエティーでも活躍。

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